チェンソーマン第一部、最終回まで読みました!
いやあ、面白すぎて一気読みしちゃいました!
本当に引き込まれる!
興奮冷めやまないうちに、良かった点と残念だった点、正直なところの感想を書いていきたいと思います。
バリバリネタバレしているので、まだ読んでいない人はご注意!
良かった点
まず、公安のみんなのキャラが良い!みんな好き!
アキもパワーも結局良いやつで、3人でどんどん仲良くなっていくのが見ていて楽しかった。
アキが何よりもデンジとパワーのことを案じてくれた時には、私まで嬉しくなりました。
パワーがデンジのことを「バディーじゃからの!」と言って助けるようになった時はグッときましたよね…
そしてデンジのことを慕ってたくさん守ってくれたビーム、お前ほんといいヤツ…泣
マキマさんとか正体は敵だったけれど、個人的に胸グソ悪いキャラはいなかったかな?
コベニちゃんは最初はちょっとイラッとしたけど、何度もみていくうちに気づいたら好きになってた。コベニカーもセットで(笑)なんだか不思議な魅力が彼女にはありますよね。
悪魔と戦ってるみんなが良いヤツなだけに、こちらも頑張れ…!と手に汗を握ってストーリーに没入してしまいます。
魔人とか、見た目がほんとう色々で性格まで個性溢れていて面白いし、公安の人間が契約している悪魔も、色んな悪魔がいて「この人はこんな悪魔と契約してたのか!」とその都度楽しめます。
次に伏線回収。
デンジが初めてポチタに出会った時、ポチタが瀕死だったのはマキマさんにやられたためだったんですねー。
マキマさんは下等生物の耳を借りて盗聴できるから、デンジと初めて会った時も、デンジの理想(朝食にパンにジャム)を提示できたんです。
などなど、物語の終盤に進むにつれて、おおーそういうことだったのか!となるのは面白いですよね。
他にも、こんな裏設定も!⤵︎
「マキマ」からチェンソーで木(キ)を切ると「ママ」になるんです。だから、幼い頃に母を亡くしたデンジがマキマに求めていたのは、実は恋愛ではなく母性的なものだったんだそう。
そうだったのか〜!となりますよね
あと個人的には、あの可愛らしい見た目のポチタが実はめちゃめちゃ強い悪魔だったっていうのがツボでした。ポチタ、ま、まじかー!と。
けどやっぱり、なんと言っても一番はマキマさん!
あのみんなが好きになっちゃう美人でミステリアスなキャラクター、たまらない!
単めちゃめちゃ強くて冷酷な人かと思ったら、あんなにたくさん犬飼ちゃって、、、
本当は寂しいんだね…( ; ; )
と、マキマさんの悲しい一面も見せられて、ギャップ萌え&即同情しちゃいました。
読者の方でマキマファン、相当多いんじゃないですかー?
マキマさん、もはや読者のことも支配してるでしょ。
私は間違いなく支配されてましたよー、あ、今も^^
マキマさんの正体は何なんだー!と終始気になりながら読めるのが、読者を飽きさせないポイントかなと思いました。
私を楽しませてくれてありがとう!マキマさん!!
残念だった点(超絶個人的)
ただあのラストについて、ダークファンタジーと言って広告している割には、温かすぎるエンディングなのが腑に落ちませんでした。
人がいっぱい死んで、血がいっぱい出て、主人公に不幸が降りかかりまくればダークなのか??まあそうか?
個人的にはダークファンタジーといえばもっと救いがない認識でいたので、ギャップが生じたかもしれません。
この話の結論としては、ポチタは強すぎて普通に抱きしめられることを求めていたとか、支配の悪魔であるマキマは平等な愛が欲しかったとか、マキマの生まれ変わりのナユタにはたくさん抱きしめてあげよう!とか…
マキマさんを生姜焼き定食にして食べるというサイコパスっぷりをみせてからの、人の情に訴える締め方。
作者自身がこういういい人タイプなのか、万人受け狙ったのか。それとも最後の最後で少年ジャンプ感(友情!努力!勝利!みたいなの)も入れたっとこって感じ?
私はついていけず、なんだこの方向性の急旋回は!!となりました。
あとこれは本当に自己中かもしれませんが、私はマキマさんが好きすぎたので、マキマがデンジに勝利してやりたい放題大暴れするストーリーを見たかったです、、、泣
あともう一つ気になったのが、話ちょっとブレてるというか方向性コロコロ変わりすぎに感じたことです。
銃の悪魔を討伐するまでの物語か〜と思っていたら、マキマに「銃の悪魔はもう捕まっています」とあっさり言われ、え?と拍子抜け。
あんなに女(あわよくばマキマさん)とやりたい…!ってことを主張して、それが最終目標とまでなっていたのに、結局デンジ童貞のまま第一部終了。(第二部でまた色恋沙汰が待っているのか…)
突然のマキマとデンジのデート。楽しい色恋展開みたいなものはこの一回だけ。めちゃくちゃ純粋なデートだったけど、あれはなんだったんだ、、?
デンジの心臓は悪魔で、そんなデンジとマキマの感受性が似ていることから、マキマが悪魔であることの読者へのヒントもあり、またデンジにとっての「普通の幸せ」を作るってから壊すというマキマの目論見の一つでもあるかもしれませんが、もうちょっと恋愛的に進んでいくのかと期待してしまった!
けど何もなかった!笑
なんだか私はストーリーの方向性を少し違う方向に考えてしまった。たまに作者の意図と自分の受け取り方にギャップが生じていた気が。
よく言えば、読者を騙すのがうまい。読者を振り回しまくりな展開でした。
わざとかもしれませんが、とにかく話の展開が早いのと、話題があっちゃこっちゃ行ってる気がしました。
もう少しのんびり長く書いてもいい気がしましたが、作成者サイドにも色々と事情があったりするんでしょうね。
まとめ
いろいろ語ってきましたが、一気読みしてしまったことからも、この作品が面白くどんどん引き込まれる展開であることには間違い無いです!
アニメだと動きと音が加わる分、迫力が増しますよね。
パワーがデンジに血を与えて死んだシーンとか、アニメだと絶対切ない感じの音楽が流れてきて泣かされそうです!
そんなわけで、アニメも続けて楽しく見ていきたいと思います!アニメはアマゾンプライムビデオで視聴可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
チェンソーマン第一巻
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