堀江貴文さんの『多動力』を読んでみました。
一言でいうと、「ズバッと正論を突きつけてくる毒舌本」なのに、不思議とやる気が出る本でした。
軽くおさらい
本の内容をもう少し詳しくまとめると…
『多動力』は、「一つのことをコツコツ続けろ」という従来の常識を真っ向から否定しています。むしろ「飽きっぽさこそ才能」だと断言。
特に心に残ったのはこのあたりです。
• 「石の上にも三年」は無駄
→ イヤなことを我慢して続けても成長しない。やりたいことを次々やる方がいい。
• 99%の仕事は捨てろ
→ 本当に価値がある1%に集中するために、他人に任せることを徹底すべき。メールの返信や細かい雑務は自分でやるな、と。
• 「肩書き」なんてどうでもいい
→ 医者であり、投資家であり、宇宙事業家である…そんなふうに複数の顔を持つことが面白さや価値につながる。
• 「常識」や「ルール」に従うな
→ 学歴や年功序列にしがみつくのは時代遅れ。無駄な会議や意味のない飲み会は即刻やめろ、とバッサリ。
全体を通して、「みんなが当たり前だと思ってることを疑え」「もっと自由に、好きなことに時間を使え」というメッセージが強烈に伝わってきます。
読んでみて感じたこと
まず思ったのは、堀江さんの言葉はとにかくストレートで、かなり毒舌。
「つまらない会議なんて出るな」「嫌な上司と付き合うのは時間の無駄」とズバズバ切り捨てていくので、人によってはちょっと反感を覚えるかもしれません。
堀江さんが上司だったなめちゃくちゃ怖そう…笑
「飽きっぽい自分」を肯定してくれるのはうれしかったです。これまで「一つのことを続けられない自分はダメだな」と思っていたのですが、堀江さんは「それは才能だ」と言い切ってくれる。その言葉にかなり救われました。
同時に「自分ももっと無駄なことを削って、やりたいことに時間を使おう」と強く思いましたね。
まとめ
『多動力』は、堀江貴文さんらしい毒舌で常識をぶった切りつつ、「もっと自由に挑戦しろ!」と背中を押してくれる本でした。
• 飽きっぽい自分を肯定したい人
• 常識や人間関係に縛られて息苦しい人
• 行動する勇気が欲しい人
こんな人には特におすすめです。
読むとちょっと心が軽くなって、「じゃあ自分も動いてみようかな」と思える一冊でした。
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